川平湾について
石垣島を訪れたのなら、是非、川平湾に行ってみてください。
早い潮の流れのなかで、すばらしい景勝を楽しむことができます。
川平湾は、沖縄県石垣市にあり、石垣島の北西部にあたります。
「川平湾及び於茂登岳」として、1997年の9月に国の名勝に指定されました。
於茂登岳は、「おもとだけ」と読みます。
一方、川平湾は、「かびらわん」と読みます。
川平湾の湾内の海は、石垣島きっての景勝地とされます。
光の加減、さらに潮の満ち引きによって、その色は刻々と変わります。
湾のなかには小さな島が点在しています。
湾口をふさぐように横たわっているのが、「小島」です。「くじま」と読みます。
また、真謝離や、サイ離などの島もあります。
前者は、「まじゃぱなり」、後者は「さいぱなり」と読みます。
沖縄では、このようにひとつひとつの固有名詞の読み方が実にユニークです。
川平湾の海中には、数多くの造礁サンゴが群落を成しています。
潮の流れが強いことから、残念ながら、湾内での遊泳は禁止されています。
しかし、湾内のサンゴ礁は、観光用のグラスボートから鑑賞できますから、是非、楽しんでみてください。
また、お土産に最適なのが、黒真珠です。
川平湾は黒真珠の養殖で有名なのです。
真珠、特に「本真珠」という場合、鮑玉を指すのが本来です。
つまり、アワビの内部に形成される真珠のことです。
しかし、現在は、鮑玉のほかにも、アコヤガイの真珠も、本真珠と呼びます。
また、本真珠以外にもさまざまな真珠があります。
それぞれ貝の種類によります。
川平湾で有名な黒真珠は、「黒蝶真珠」とも呼ばれます。
クロチョウガイ、つまり「黒蝶貝」から産出される真珠です。